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徒然日常記。ブログなのに不定期更新ですが何か?(笑)
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今日はタイムアタックじゃない日。
r_31.jpg「濃い背景色に白髪がやりたいなー」と思った時点で今日はタイムアタックを放棄。
まぁそれでも私にしてはかなり早い仕上がりでしたが。全行程3時間くらい? 小サイズってありがたい(笑)。たまにはこういうお遊びもいいな。

「僕はその夜、とても美しい死神と出会った ―――」なイメジ。元は死神というよりアルビノ少女にするつもりで赤目だったのに、しっくりこなくて金目にしたら魔物っぽく…。色って面白いなー。
白髪を主線なしで塗るのは一度やってみたかったので髪の塗りがひたすら楽しかったです。髪以外は主線入ってるんだけど、そう見えないのは主線の色が薄いせいかな。白髪には黒いドレスが似合うと思う。もしくは赤。

そういえばいつだったか海外でアルビノのカンガルーが生まれたっていうニュースをYahooで見ました。「可愛い」と人気だそうですが、アルビノの子って確か弱いんだよね。繁殖力もないくらいだというし。そう思うと可愛いより可哀想な気も…。
いや写真見て可愛いと思っちゃいましたけどねっ。

しかし、せっかくの休日にCGメイキングをやらないで私は何をやっているんだ…猛省 orz
今からちょっと出掛けてくるので、帰ってきたら少しでもメイキングの塗りを進めます…はい。

以下ちょっと妄想小話。


「人の顔を見るなり死神呼ばわりなんて、随分失礼ね」
 月の下で冴えた表情をしていた少女は、その美しい顔に微かに笑みを覗かせてそう言った。
 笑うと氷のような美貌に少し温度が籠もる。
 また見惚れそうになっている自分に気付いて、僕は慌てて取り繕うように続けた。
「違うのかい? だって ―――」
「あぁ、この髪と瞳は生まれつきよ。色素が薄いの。それだけよ」
「じゃあ、君は」
「残念ながら、ただの人間」
「本当に?」
「疑り深いのね。でももし私が死神なら、この状況だと貴方の命を奪いに来たという事になるんじゃないかしら」
「君みたいな美人に殺されるなら本望かな」
「あら、お上手ね」
 本心から言ったのにまた笑われた。最初の印象と違って、随分とよく笑う少女だ。
「でも残念ね。死神は、お伽噺と違って死期の近い人間の前には姿を現さないものなのよ」
 何故彼女にそんな事が分かるのだろう。
 そして、彼女が死神じゃないとすれば、こんな夜中に一体何をしていたのだろう。
 疑問のままに問い掛けると、少女は月を見上げて言った。
「月がとっても綺麗だから、ちょっと散歩をしていただけよ」
「君みたいな若い女性が夜中に一人で外出するのは感心しないけど」
「そういう貴方も夜中に一人じゃない」
「僕は男だから」
「暴漢に襲われて勝てるようには見えないけれど?」
 …痛いところと突く。確かに僕は腕っ節にはまるで自信がないのだ。
 そう思ったのが分かったのか、少女がまたくすくすと笑う。
「…さぁ、私はそろそろ帰らないと」
 少女がそう言ってひらりと身を翻すと、長く白い髪がふわりと舞ってまるで羽を広げたように見えた。

 ――― 死神というより、天使みたいだ…。

 そう思ったところで、僕は気付くとさっさと歩き出そうとした彼女の腕を捕まえていた。
「あ、あの…っ!」
「何?」
「あの…また、会えるかな?」
「……そうね、こんな月の綺麗な夜になら」
 月灯りを背にとても綺麗に笑うと、少女はするりと腕をすり抜けて歩き出した。

 名前も聞いていないのだと気付いたのは、その姿が見えなくなった後だった。



そんな妄想が浮かんだだけです。この相手の男はとんだポエマーだと思う(笑)。
お粗末っ。
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